癌はどうやって消えていくか?
癌がなくなるときの画像変化について
レヨテストで癌検診をすると画像に映るよりも早い段階で癌を見つけることができます。では、反対に既に画像で映っていた癌が良くなっていくときはどうなのでしょうか?
乳癌が肺に転移することはよくあります。勿論、骨や脳や肝臓にも転移します。
この方は乳癌術後に多発性の肺転移をきたしていました。初診時のテロメアは270と極端に低い値でした。それほど進行した状態でしたが、波動療法で肺に転移した腫瘍が次第に小さくなって、今まさに消えかかろうとしています。
現時点では、肺のCTではずいぶん小さくなった転移した癌が認められます。ここで問題です。このCTで見える転移した癌は果たして癌なのか?だんだんと小さくなっていますので、癌の勢いが弱まってきてることは確かです。放射線科のプロによると転移した癌は小さくなってはいるが、残っているとの診断を受けています。次第に小さくなっているのですから、どこかの時点で癌ではなくなるはずです。
私どもはレヨテストを使って癌の診断を行っていますので、ここでは乳癌の探索棒を用いてレヨテストで調べてみることにしました。するとどうでしょう、この明らかに転移した癌の部位には既に乳癌の反応はなくなっていたのです。(勿論、半年前のCTでは乳癌の反応があります)癌の残骸ともいうべき状態です。この残骸がこのまま残り続けるのか、肉眼でも確認できないほどに小さくなっていくのか今後が楽しみです。(通常の胸部レントゲン写真では8/14の時点で同じ部位に乳癌の反応はなくなっています)