痛みの指標について
痛みを感じる強さは個人差が大きいため、どの程度の痛さかを評価することに困難を感じることが多い。そこで、私たちは痛みの指標としてサブスタンスP(substanceP)を使っています。(BDORT協会提供)
Wikipedia によるとサブスタンスP(P物質)はタキキニンの一種で痛覚の神経伝達物質であるとあります。
その単位は㎍であり、通常使われるのは0~1000㎍である。数値が大きいほど痛みが強いことを意味しています。
私たちの曼荼羅波動療法がこれまで痛みの治療にはなすすべがなかったことから、このサブスタンスPについても忘れ去られた指標でした。
癌治療用の曼荼羅波動療法が完成の域に到達したのを機に、これまで手の届かなかった痛みの領域への挑戦を開始したのはここ数カ月のことです。
この間に治療したのは「梨状筋症候群」「肉離れ」「変形性膝関節症」の3例のみ。
測定したサブスタンスPの値は、痛みがひどくて歩行困難な梨状筋症候群 800、
無理して剣道をしていた肉離れ 600、歩き始めると痛みがはしる変形性膝関節症 200 といった具合でした。
